各方面で執筆活動を展開しているライター/編集者の小柳帝さん、THINK OF THINGSコンテンツ・ディレクターの安永哲郎さん、そして菅原という、業/職種も世代も異なる三人で、これから共にイベントやグッズの企画・開発などを行なっていくためのチーム〈 Tripod 〉を結成しました。
素敵なデザインは田部井美奈さんによるものです。
これから定期的に学びの場〈 Schoolyard Council 〉を開催していきます!
第一回は、国内外で活動しているバンド「ミツメ」の大竹氏をゲストに迎えます。
開演までの30分間はTripodによるカセットDJを、開演後は大竹氏にご登場いただき、各々選りすぐりのカセットを選曲・紹介しそのカルチャーの深淵に触れます。
『 Schoolyard Council:1 |テーマ:cassette tape 』
・日時: 2019年10月25日(金)19:00開場/19:30開始(21:00終了)
・会場: TOT STUDIO( THINK OF THINGS 2F )
・料金: 1,500円(ご予約優先)
・トーク:Tripod(菅原慎一、安永哲郎、小柳帝)
・ゲスト:大竹雅生(ミツメ)
詳細・申し込みはこちら https://syc01.peatix.com
菅原慎一(シャムキャッツ)+小柳帝(ライター/編集者)+安永哲郎(THINK OF THINGS)=Tripodが主催する学びの場「 Schoolyard Council 」。記念すべき第一回は、ミツメの大竹雅生を迎えてカセットの魅力について語り尽くします。
アナログ音楽ブームの中で、レコードに次いでカセットテープが再び注目されていることはご存知でしょうか。
レコードの祭典「レコード・ストア・デイ」にインスパイアされ、今や世界中で「カセット・ストア・デイ」が開催されているほどです。
1970~90年代、ラジカセにひっついてラジオのエアチェックをしていた世代にとっては懐かしのカセットですが、若いリスナーやアーティストからはまったく新しい記録メディアの一つとしてひろく親しまれつつあります。
Tripodが開催する学びの場「Schoolyard Council」の記念すべき第一回は、東京を拠点に国内外で活動しているバンド「ミツメ」のギターを担当する大竹雅生氏をゲストに迎え、なぜカセットなのか? その問いを共に探っていきます。
開場~開演までの30分間は、TripodチームによるカセットDJパフォーマンスを、開演後は大竹氏にご登場いただき、各々選りすぐりのカセットを選曲・紹介して、その独自のカルチャーの深淵に触れます。
とりわけ中音域に音のエネルギーが集中しているカセットは、CDやmp3で聴く音とは違った迫力があります。会場のTHINK OF THINGSに用意されたヴィンテージオーディオで、その独特のダイナミズムを共に楽しみましょう。
【 What’s Tripod? 】
Tripod(トライポッド)とは、カメラなどで使う三脚のことです。本来なら全く同じ三本の脚で安定的に支えるべきところですが、異なる出自、背景を持つ私たちという脚ではどこかアンバランスになってしまうかもしれません。それでも、私たちの持っている何らかの共通項が、絶妙なバランスでカメラを支えてくれるものと信じています。
それは、鉛筆を親指、人差し指、中指の三本の指で器用に支えるあの持ち方にどこか似ているかもしれません。実際、英語では、あの持ち方を「Tripod Grip」と言うそうです。
そんな私たち〈 Tripod 〉の上に載るカメラが不意に捉える風景を、私たち〈 Tripod 〉が握る鉛筆が偶然描き出す線の軌跡を、私たちもワクワクしながら眺めることができたらと思っております。
その〈 Tripod 〉を据える、私たちの広場のような場(イベント)が、〈 Schoolyard Council 〉です。Schoolyard Council(スクールヤード・カウンシル)、もちろん私たちの作った造語ですが、あえて訳せば「校庭評議会」ということになるでしょうか。
「教室」でも「部室」でもなく、気持ちの良い風のそよぐ「校庭(Schoolyard)」のような場所(THINK OF THINGS)で、音楽・映画・アート・デザインなどさまざまなカルチャーを、ジャンルの垣根を取り払いながら、自由に、でもちょっと生真面目に、課外活動感覚で楽しく共に学べる場にしたいと思っております。
今後とも、〈 Tripod 〉の活動にご注目くださいませ。