SAMOEDO

Photo RYO ADACHI

都市のアート・ポリフォニー、SAMOEDO

Shin Sugawara(ex.シャムキャッツ)が、ミニマルでタイトなグローバル・グルーヴを生み出すドラマーの鈴木健人(never young beach)、ポストパンクやディスコ、ワールド・ミュージック、電子音楽といった古今東西の音楽を愛好し、それを自らのファンクネスへと消化する手腕を振るうベーシストのnakayaan(ミツメ )、ジャズ、クラシックなどの音楽的素養を持ち、上品で独創的なプレイを聴かせる鍵盤奏者の沼澤成毅(思い出野郎Aチーム/mei ehara サポート)とともに、2022年に結成した新バンド、SAMOEDO。

「知らない土地のベニューにふらっと入ってきた人を踊らせる演奏をする」「言葉の通じない街のマクドナルドで放送され、耳にした誰かをちょっとだけ幸せにさせるものを作る」ことを目指し、楽曲制作を始める。

今プロジェクトでは、<アジア間の協働>をテーマに掲げ、韓国・ソウルでormdstudioを主宰するキム・チュンチュ(playbook, Silica Gel)がミックスを、同じくソウルで活躍するPhilo’s PlanetのJaimin Shinがマスタリングを担当した。鮮烈なイメージを照射するアートワークとデザインは、韓国・ソウルを拠点に活動するHaeri Chungによるインディペンデントパブリッシャー、SUPERSALADSTUFFによるもの。

2022年5月、1stシングル「Suiteki」デジタルリリース。同年7月、1stアルバム『SAMOEDO』リリース。Shinの “特定のイメージに回収・消費されることを意図的に回避した” リリックが印象的な、個性溢れるメンバー4人のプレイアビリティが光る、挑戦的なアート・ミュージックに仕上がった。2023年2月、シングル「I’m crazy about you」リリース。結成から1年経たずして、フェスや海外アーティストのサポートアクト、国内3都市のワンマンツアーを成功させるなど、ライブバンドとしても注目されている。

SAMOEDO
Shin Sugawara、nakayaan、Kento Suzuki 鈴木健人、Naruki Numazawa 沼澤成毅
10年代より日本のインディーシーンを支えてきたメンバーが集結し、世界へひらかれたポップミュージックを展開する。